キャンピングカーでペットと快適に旅する選択肢 ハイエースがベースの「レクビィ・ソランSL」

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2023年1月に発表した「ソラン」
2023年1月に発表した「ソラン」(写真:レクビィ)

また、ソラン・シリーズは、ペットとのクルマ旅を考慮した数々の装備が魅力のキャンピングカー。従来モデルは、標準ボディの標準ルーフとハイルーフ、ワイドボディの3タイプを用意。いずれも引っ掻き傷に強い生地のベッド、ペットがかじっても有害性の少ない素材を使った家具、夏の日中などにペットを室内で留守番させても安心な家庭用エアコンなどを装備。

製造・販売を手がけるレクビィによれば、同シリーズは、2023年の発売以来、多くのペット愛好家の支持を獲得。現在では、同社キャンピングカー全受注数のうち、3割強を占めるほどの人気シリーズになっているという。

最新作となるソランSLの特徴

東京キャンピングカーショー2024に出展されていたレクビィ「ソランSL」
東京キャンピングカーショー2024に出展されていたレクビィ「ソランSL」(筆者撮影)

そんなシリーズの最新作となるのがソランSLだ。ボディサイズは、全長5380mm×全幅1880mm×全高2400mm。従来のソラン・シリーズは、全長が4695~4840mmなので、最新作のソランSLはシリーズ中で最長となるロングボディモデルと言える。

ちなみに、ベースとなるハイエース・スーパーロングボディのノーマル車と比べると、全高は115mm高くなっているが、全長や全幅は同じ。そのため、外観はノーマル車とほぼ変わらない。前述のとおり、普段使いや仕事などで街中を走行する際も、運転しやすく、見た目の違和感もほぼないことも特徴だ。

新しくロングボディモデルを開発した背景について、レクビィの担当者によれば、「もっと広い室内のモデルがほしい」といったユーザーからの要望が多かったためだという。ペットと家族などと、よりゆったりとした旅や車中泊を楽しめる上級モデルのニーズが高かったのだ。ちなみに車体の大型化により、乗車定員は従来モデルの5名に対し、新型では6名へ拡大。就寝定員は従来モデルと同じ3名だ。

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