有料会員限定

墓地の相場から墓じまいまで「お墓の基本」Q&A 公立と民間の違い、海洋散骨は申請が必要?

✎ 1〜 ✎ 4 ✎ 5 ✎ 6 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小

お墓の相場や「引っ越し」手続きなど基礎的な知識を徹底解説する。

墓地に立ち並ぶ墓石
公立霊園は生前の使用申し込みができないお墓が多い(写真:PIXTA)

特集「無縁時代の「お墓」新常識」の他の記事を読む

急増する墓じまいから樹木葬、海洋散骨に至るまで、葬送をめぐる価値観の急速な変化とその実情を探った。『週刊東洋経済』4月13日号の第1特集は「無縁時代の『お墓』新常識」だ。
週刊東洋経済 2024年4/13号(無縁時代の「お墓」新常識)[雑誌]
『週刊東洋経済 2024年4/13号(無縁時代の「お墓」新常識)[雑誌]』(東洋経済新報社)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。定期購読の申し込みはこちら

Q 墓地にはどのような種類と特徴があるのでしょうか?

A 下図にあるとおり、墓地には大きく公立霊園、民間霊園、寺院墓地の3つの種類があります。

国の「墓地経営・管理の指針等」によれば、墓地には永続性や非営利性が求められることから、開設・運営を行う経営主体には、原則として市町村などの自治体がなるべきであるとしています。

自治体以外では、宗教法人や公益法人などに経営主体を限定しています。墓地だけでなく、納骨堂についても同様です。

都市部では人気の公立霊園

公立の霊園や納骨堂は、経営の永続性に対する安心感があるほか、宗派など宗教的な制約がないのが大きな特徴です。

民間の霊園に比べて、お墓の管理料などの費用が割安なケースが多く、都市部では依然として人気が高くなっています。

関連記事
トピックボードAD