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ガソリン補助金で焼け太る石油大手のヤバい体質 補助金入ってもガソリン価格はなぜか上昇

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石油企業のイメージイラスト
(イラスト:北沢夕芸)
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岸田政権の経済政策は、かなりヤバい。国民から次々と税金を搾り取り、それを取り巻きにばらまいて票につなげている。

その徹底した姿勢は、悪代官に近い。

中でも、悪質度が高いのがガソリンの補助金だ。

そもそも、インフレが激しい世の中にあって、なぜ、ガソリンだけ、「価格が上がったから、補助金を投じて安くする」のか。卵とか乳製品だって、とんでもなく値上がりしている。

つまり、政策の公正性、妥当性がまったくないのである。

しかも、その効果が疑問である。

石油業界に流れるガソリン補助金

ちなみに、すでにガソリン補助に6兆円ものカネが投じられている。これは、国民1人当たりにして5万円になる。4人家族なら、20万円を補助してもらったはずだ。

おいおい、そんなにもらった実感、まったくねえぞ!

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