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ガザ戦争で「グローバル大学」に起こったこと 画面の中の出来事でない身近でリアルな影響

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イギリスのロンドン中心部で行われたパレスチナ支持者によるデモ
ロンドンでのパレスチナ支持者によるデモ(写真:Jose Sarmento Matos/Bloomberg)

10月7日、パレスチナのガザ地区を実効支配するハマスがイスラエルに対し、突然ともいえる大規模な攻撃を仕掛けた。その結果、イスラエル側に多くの死傷者が出た。さらに戦闘員がイスラエル南部に侵入し、100人以上ともいわれる人質を取った。翌8日、イスラエルは戦争状態を宣言してガザ地区への攻撃を開始、そこでも子どもや老人を含む多数の一般市民が犠牲となった。

大学内での戦争の影響

ウクライナとロシアとの戦争が長引く中で、今度は中東でも戦争が起きた。これがどれだけの規模でどれだけ続くかは不明である。中東の専門家でも国際政治の専門家でもない私にはなおさら、その判断はできない。しかし英国に在住し、オックスフォード大学という極めて国際色の強い「グローバル大学」に勤める私にとって、今回の戦争は、画面の中の出来事ではない。もっと身近なところに、戦争の影響がある。

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