日本の警視庁は猟奇的な性犯罪事件をいかにして解明し、被害に遭ったイギリス人家族は苦しい現実とどのように向き合ってきたのか。『警視庁捜査一課 ルーシー・ブラックマン事件』はそんな2つの視点から事件の真相をたどっていく作品だ。
二十数年の時を経て、立場も文化も異なる当事者たちの関係性が不思議と見えてもくる。ネットフリックスで人気のある犯人像を追求する犯罪ドキュメンタリーとは一味違う切り口だが、情緒的に表現することに成功している。
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