海外旅行の物価高対策、「ドミトリー」のすすめ 高級ホテル1泊分の値段で1週間滞在できる

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ドミトリーの値段は1人分(1ベッド)なので、ひとり旅にもっとも適している。値段がそれなりになるが、家族の場合はゲストハウスの個室を利用する手もあり、部屋は個室で、共用スペースも利用できるというのも上手な使い方である。

一般的に日本人旅行者は旅行期間が短く、忙しく動き回るタイプなので、ドミトリーになじめないかもしれないが、慣れてしまうと、個室よりドミトリーのほうが、旅が楽しくなる。

また「ユースホステル」というと、湖畔とか海岸沿いにあったりする反面、交通の便がよくないイメージがあるが、都市型のドミトリーはずばり駅前などにあることが多い。雑居ビルの1フロアだけが宿泊施設というのも多くある。

ドミトリー利用時に用意したいグッズは?

ドミトリー利用に際しては用意したいものもある。深夜・早朝に照明をつけるわけにもいかないので懐中電灯を首から掛けておきたい。トイレへ行くたびに部屋の鍵が必要になるので、鍵も首に掛けられるようにし、カードキーでも対応できるようにしておけば完璧だ。宿泊施設内で履くサンダルも必要だ。

シャワーへ行くときに、バスタオルや衣類を入れる袋(折りたたみの買い物バッグが最適)、その袋も乾いた衣類を入れるものと湿ったタオルなどを入れるものなどと複数用意したい。スーパーマーケットのレジ袋でもかまわないのだが、ものを出し入れする際「クシャクシャ」と音がするので、深夜・早朝にシャワーを利用する人へは経験上おすすめしない。100円ショップのS字金具も重宝する。

コンセントも1人1カ所だけと思ったほうがいいので、二股三股に分けられるようにしたい。ロッカーの鍵は自身で用意しなければならない場合もあるので、南京錠を持参する必要がある。

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