中学・高校の教育実習はいつから?時期や申し込みについて解説
自己紹介
自己紹介については、とにかく手短にまとめることが必要です。
職員会議などで全員の前であいさつをすることが多いと思いますが、先生は忙しい方がほとんどです。そのため、長くまとまりのないあいさつをするのは印象が悪いです。大きな声で端的に爽やかにあいさつをするように心がけましょう。
事前情報収集など
実習先の学校が決まったら、具体的な打ち合わせが行われます。担当クラスや担当教科も決められるので、授業で使う教科書や教材などを事前に入手し、どのように授業を進めていくか考えておきましょう。事前に調べたり教員に聞いたりして学校の教育方針などを知っておくのもよいでしょう。
また、最近はTwitter上でも教育実習生に向けた情報などが発信されています。それらをあらかじめ見ておくのも1つの方法でしょう。
大学では教育実習の授業を友達と一緒に受けることもあるでしょう。そんなときにほかの学校の様子を実際に行った人などに聞いておくことでかなり参考になる部分もあります。
自分でリサーチすることはもちろんですが、友達の情報も積極的に聞きつつ、実習に生かしていきましょう。

教育実習本番 1日の流れ
実習本番になると、だいたい以下のような形でスケジュールが進んでいきます。
8時50分:朝の会
10時〜12時:午前の授業
12時〜13時:昼食と昼休み
13時半〜15時半:午後の授業
16時ごろ:放課後
学校ごとの時間割により時間はそれぞれ異なりますが、基本的には上記の流れになります。
生徒が帰った後も、事務作業や次の日の準備を行ったりする必要があるので、実習内容は多いです。学校によって忙しさは違うものの、終わるのが20時〜23時ごろになることも珍しくありません。
中学・高校の教育実習でよくあること、対策
中学・高校での教育実習では、実際に授業をしてもうまくいかないことや生徒との関係性が難しいということがよくあります。すでに出来上がっているクラスに実習生として後から入っていくので、なじむのに時間がかかるのです。
ここで大切になってくるのが、担当教員とのコミュニケーションです。そもそも先生は教えるのが好きなので、聞くと答えてくれる人は多いでしょう。何かあればどんどん聞くことが大切です。
また教育実習がつらいと感じている人もいるかと思いますが、できれば学校に相談するのがよいでしょう。難しいようであれば、SNSで同じような悩みを抱えている人がいないか探してみましょう。期間は決まっているので、無理せず教員免許取得のために実習を続けることが大切です。
教育実習終了後
数週間続いた教育実習がようやく終わり、一息つきたい気持ちになりますが、お世話になった先生方に大人のマナーとして最後に感謝状を出すようにしましょう。
学校の印象にもかかわってくるため、これは教育実習を終えた本人だけでなく、例えば次の代にもつなげていくためにも非常に重要な意味を持ちます。
お礼状や感謝状の書き方
書き方については、以下の点を必ず入れておくようにします。
・時候のあいさつ
・お礼の言葉
・本文の中文(実習の思い出や今後のビジョンなど)
・本文の結び、結語
・日付
・氏名
・宛名
タイミングは早いほどよく、遅くても実習終了後、2週間以内には出すように心がけましょう。
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東洋経済education × ICT編集部
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