帝人は宇都宮のフィルム工場を操業停止【震災関連速報】
帝人は東日本巨大地震の影響で、国内3カ所のフィルム工場のうち、宇都宮事業所(栃木県宇都宮市清原工業団地)の操業を停止したことを明らかにした。製造ラインに損傷がみつかったことから、地震発生日の11日に停止した。
その他の事業所については、地震による損壊等はない。東京電力の輪番停電に対応し一時停止等を行っている状況だ。また呼吸器関連の治療器等の在宅医療機器の分野では、利用者の安否確認を進めるとともに、新たな治療機材投入なども検討している。
液晶ディスプレイ用材料等を製造するフィルム事業は、同じ化成品分野の樹脂事業と合わせて、営業利益の4割程度を占める収益源。宇都宮事業所の操業再開のメドは立っていない。
(鈴木良英 =東洋経済オンライン)
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