東芝は岩手県の半導体ライン停止、計画停電エリア内の深谷工場なども休業

東芝は岩手県の半導体ライン停止、計画停電エリア内の深谷工場なども休業

東芝は岩手県にある半導体製造子会社、岩手東芝エレクトロニクス(岩手県北上市北工業団地)のラインが停止していることを明らかにした。被災者や建屋への被害は確認されていないが、生産設備への状況は現在確認中。同工場では、マイコンやCMOSセンサーなどLSI製品を生産している。

このほか14日には、東京電力が実施する計画停電の対象区域のうち、テレビを生産する深谷工場(埼玉県深谷市幡羅町)や、ノートパソコン開発拠点の青梅事業所(東京都青梅市末広町)を臨時休業。対象区域では、ライフラインの復旧、維持にかかわる事業拠点のみの運営とし、計画停電に全面的に協力すると発表している。

社会インフラ関連の府中事業所(東京都府中市東芝町、電力の制御システムや鉄道車両などを生産)、小向工場(川崎市幸区小向東芝町、気象レーダーや放送関連機器などを生産)も、計画停電の時間帯には操業を止める方針。

三重県にあるフラッシュメモリー工場をはじめ、被災地域、計画停電の対象エリアの外にある工場は、通常どおり操業している。

明日以降の対応は未定。

東芝は福島第1・第2原子力発電所にシステムを納入した経緯があり、菅直人首相から安全確保への協力要請を受けたが、同広報部は詳細な内容までは把握できていないという。

(長谷川 高宏 =東洋経済オンライン)

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