闘う!ウイルス・バスターズ 最先端医学からの挑戦 河岡義裕、渡辺登喜子著
一昨年春にメキシコから全世界に広がり今世紀初のパンデミックを引き起こした豚由来の新型インフルエンザ。いち早く原因ウイルスを入手した著者たちは、その正体を知るべくさまざまな実験に取り組み、1カ月という短期間で論文を発表する。
1980年代に始まったHIVの流行以来、SARS、ノロウイルス感染症、口蹄疫、鳥インフルエンザ……。次々に現れては世界を混乱に陥れるウイルスと闘う、世界の最前線の研究者たちの動向を日本のトップ研究者が語る。
ウイルスを研究する面白さやその制圧の難しさをわかりやすく解説。一方でテロ発生の危険がなくならない中、国際政治と無縁でいられないシビアな側面にも触れる。
朝日新書 819円
ブックマーク
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
トピックボードAD
有料会員限定記事
ライフの人気記事