トヨタ「EV計画」大刷新の衝撃 投資額も大幅拡大

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3 ✎ 4 ✎ 5
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
2021年12月の説明会で「世界中のお客様に、EVならではの個性的で美しいスタイリング、走る楽しさ、EVのある暮らしをお届けしたい」と語った豊田章男社長(撮影:尾形文繁)

特集「EV戦国時代 不退転の日系メーカー」の他の記事を読む

「トヨタから事前説明はいっさいなかった。おそらくトップダウンで決めたのだろう」

トヨタ自動車は2021年12月、EV(電気自動車)の30年世界販売台数を350万台(うちレクサス100万台)とする計画を発表した。FCV(燃料電池車)と合わせ200万台だった従来計画から、EVのみで150万台引き上げた(下図)。冒頭のトヨタ元役員であるグループ部品メーカーの首脳は大幅な上乗せに戸惑いを隠さない。

関連記事
トピックボードAD