「マツキヨ・ココカラ」合併に見る業界再編の行方 超強気な数値目標を掲げるが、課題も山積み

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業界再編で揺れるドラッグストア。その一方でスーパーなど小売り異業種への侵食を進めている。

2019年の経営統合発表時のマツキヨHD松本清雄社長(左)と、ココカラファインの塚本厚志社長(右)(撮影:尾形文繁)

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ドラッグストア業界にとって6年ぶりとなる上場大手同士の合併が間近に迫っている。2021年10月1日、業界の草分け的存在である業界6位のマツモトキヨシホールディングスと業界7位のココカラファインが経営統合し、マツキヨココカラ&カンパニーが誕生する予定だ。

両社は2021年2月に、経営統合に関する会見を開催。マツモトキヨシHDの子会社であるマツモトキヨシの松本貴志社長は、「2026年3月期をメドにグループ売上高1.5兆円、営業利益率7%を目指す」と宣言した。単純計算すると、営業利益は1000億円を超えることになる。

強気の目標と苦戦する業績

ドラッグストア最大手であるウエルシアホールディングスの2020年度の売上高は9496億円、営業利益は429億円だった。一方でマツモトキヨシHDの売上高は5569億円で、営業利益は315億円。ココカラファインの売上高は3664億円で、営業利益は103億円だ。ウエルシアHDの現状からみても、マツキヨココカラ&カンパニーが掲げた数値目標は超強気だと言える。

さらに両社を取り巻く環境も厳しい。マスクや消毒液、食品が売れ筋となったことで2020年度はドラッグストア13社中9社が過去最高業績を更新した。ところが、マツモトキヨシHDとココカラファインは減収減益に陥ったのだ。

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