戦後政治史 第三版 石川真澄、山口二郎著

戦後政治史 第三版 石川真澄、山口二郎著

戦後50年の1995年に政治記者によるコンパクト通史として出版され、2004年に政治学者によって加筆された。そして第三版ではその後の6年間を追加して戦後65年を通観している。わずか6年での増補は早すぎる気もしそうだが、その間日本政治は首相の相次ぐ交代、民意による初めての政権交代など、激動を極めたことを考えれば妥当といえよう。

タイトルに「戦後」と付し、第三版でも第2次大戦終了後から書き出しているのは、ここから「本格的な民主政治が始まった」ことによる。巻末に付されている国政選挙の結果データも、「民意の大きな動き、変化が凝縮されている」だけに、本文を補う数字資料として見逃せない。

岩波新書 945円

  

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 赤木智弘のゲーム一刀両断
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • 新競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • グローバルアイ
トレンドライブラリーAD
人気の動画
ウーバーイーツ配達員の過酷
ウーバーイーツ配達員の過酷
イオン「フジ実質買収」で岡田会長が語った未来図
イオン「フジ実質買収」で岡田会長が語った未来図
採用担当者が嘆く「印象の悪い就活生」の共通点
採用担当者が嘆く「印象の悪い就活生」の共通点
ヤマト独走に待った!佐川・日本郵便連合の勝算
ヤマト独走に待った!佐川・日本郵便連合の勝算
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
統合から20年どこでつまずい<br>たのか みずほ 解けない呪縛

みずほ銀行が相次ぐシステム障害で窮地に陥っています。その根底には、3行統合から今に至るまで解決できていない呪縛と宿痾が。本特集ではみずほが抱える問題点をガバナンス面や営業面などから総ざらい。みずほは立ち直ることができるのでしょうか。

東洋経済education×ICT