「第4波」直撃の大阪、飲食店に広がる阿鼻叫喚 時短営業「アメとムチ」に限界

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コロナ禍から1年が経過したが、コロナ感染の「元凶」とされる飲食店は営業時間の短縮要請に苦しめられている。まさに「崖っぷち」に立つ外食産業のいまを追った。

感染拡大を受け、再び「赤信号」が点灯した通天閣(記者撮影)

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まん延防止等重点措置が発令されてから4日経った4月9日。

大阪市の中心地・中之島にある大阪市役所を後にしたスーツ姿の職員たちは、「キタ」と呼ばれる大阪の繁華街へ2人1組となって散っていった。彼らが目指すのは、大小さまざまな店が立ち並ぶ地下の飲食店街だ。

「アクリル板、設置していますか」

テーブル上に飛沫防止のアクリル板が置かれているか。換気度合いをチェックするCO2センサーは設置されているか。また、マスク会食の声かけをしているか。職員は10坪程度の小さな居酒屋の店内でチェックシートに手際よく書き込んでいく。

まん延防止で、むしろ制度は複雑化

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