ECの「先頭集団」に学ぶ人材確保の流儀 ベイクルーズはECが売り上げの4割を占める

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アパレル業界の中でも早い段階から自社サイトの取り組みに力を入れてきた(画像:ベイクルーズのECサイト)

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多くのアパレル企業がデジタル人材確保に四苦八苦する中、EC強化のためにエンジニアらの採用をいち早く進めてきたのが、「ジャーナルスタンダード」などを展開するセレクトショップ大手のベイクルーズだ。

同社のEC売上高は5年前から3倍以上に拡大し、コロナ禍でECシフトが加速した2020年8月期実績は全社売上高の約4割(510億円)を占める。実店舗を持つ国内アパレルのEC売上高ではユニクロ(2020年8月期の国内EC売上高1076億円)とアダストリア(2021年2月期の同538億円)に次ぐ規模だ。

ベイクルーズの最大の特徴は、販売手数料のかかるゾゾタウンなどのECモールに依存せず、7割超を自社のECサイトで稼ぐ点にある。EC事業を担う「EC統括」には約240人が在籍する。

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