マスターすれば仕事の効率化・深い分析の実現につながる「使える関数」を紹介していこう。
Category1|表から情報を検索する関数
「VLOOKUPを覚えれば中級者」といわれるくらいExcelでは有名な関数の1つ。コード番号で管理された商品や顧客の一覧表が手元にあるなら、VLOOKUPを使ってそこから情報を検索し、別の書類などに自動で転記できる。余計な入力作業を省き、データの整合性を保つことにもつながるので、積極的に利用したい。検索の仕組みは、次のとおりだ。
「検索値」のコード番号を、「範囲」に指定した一覧表❷の左端列で検索し、見つかったら同じ行の「列番号」に指定した列のデータを表示する。「範囲」の表の1列目には検索用のコード番号を入力しておき、「列番号」は、「範囲」の列を左から数えた数値で指定する。
「検索方法」には、完全に一致するコードだけを探す場合は「FALSE」、そうでない場合は「TRUE」と入力する。実際には、商品コードなどは1文字でも異なると別商品を参照してしまうため、下の例のように「FALSE」を指定する使い方が圧倒的に多い。
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