数年置きにExcelはバージョンアップを行っており、注意が必要だ。そのたびに新しい機能や関数が増えている。
Excel 2016は2015年10月発売。ウォーターフォールや箱ひげ図など、新しいグラフ機能が使えるようになったほか、11の関数が加わった。予測ワークシートのように予測数値をグラフ化できる機能もある。18年にはExcel 2019が発売され、地図に配色するマップグラフが登場したほか、ピボットテーブル(→関連記事へ)の機能も強化された。
それまでは手作業や別のソフトで行っていたデータ分析やグラフ表現が、バージョンアップで簡単にできるようになった。
当然、古いバージョンでは、そうした機能は使えない。ファイルを開いても該当機能が表示されないばかりか、そのまま保存すればせっかく作ったグラフが壊れてしまう懸念がある。
さらに古いバージョンは「サポート期限」に気をつけたい。Excelの発売元のマイクロソフトは、リリースの日からおおむね10年でサポートを終了させている。終了するとアップデートが行われなくなり、新たなコンピューターウイルスへの対応ができないなど、危険な状態に陥る。Excel 2010は昨年の10月にサポートが終了。すぐにでも使用を中止したほうがいい。
一方、こうした数年置きのバージョンアップのたびにソフトを買い替えると新機能は使えるが、インストール作業の手間が増える。そこでマイクロソフトはサブスクリプション(定額払い)モデルとしてMicrosoft 365を提供している。つねに最新のバージョンが使えるだけでなく、VLOOKUP関数の使い勝手をよくしたXLOOKUP関数が使えるなど、限定機能も少なくない。
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