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キャリア・教育 #Excelデータ分析術

Excelトラップあるある セル結合、範囲指定ミス…

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セルを消してしまったりと、Excelに悪戦苦闘する場面は多い(PIXTA)

まずは初・中級者の場合。PR会社の複数の社員に聞くと、「数式が入ったセルを間違って消してしまい元に戻せなくなった」、「関数を使いこなせず、5秒で終わる作業に数時間かかった」など、多くの人の共感を呼びそうな意見が目立った。メガバンク勤務の女性は「マクロを壊してしまい、真っ青になったことが何度もある。組める人に直してもらうが、申し訳ない気持ち」と嘆く。

最適なグラフ選びの難しさを挙げる人も。金融関連企業でマーケティングを担当する女性は「メディア向けのプレスリリースにグラフを付けることが多い。どうしたらインパクトがあるグラフになるか試行錯誤している」と悩む。同僚の入社2年目の男性は顧客管理でExcelを使う。「自動的にスクロールロックがかかってしまうときはイラッとする」と言う。

では上級者はどうか。大手エネルギー会社勤務でマクロを組める男性は、ファイルを共有する際、相手が列や行を非表示にしたまま送ってくると困惑する。男性は「非表示は本来、手元で作業するときに使う。非表示のまま共有すると、隠れている部分に気づかず、致命的なミスにつながる」と指摘する。行や列を隠したいときはシートの上部に表示される「グループ化」機能を使っているという。

アパレルメーカー、グラニフの松川直仁執行役員CPO(最高製品責任者)は、日次・週次・月次・年次別にシートを分けて販売分析や仕入れ計画に使っている。「部下にありがちなのが、関数の範囲指定を間違ったり、意味のない絶対参照をしたりするケース。過去にはデータを壊されてしまった苦い経験もある」。松川氏自身も行を消去したり移動したりするときに、表が崩れないよう上下に空白を持たせるなど工夫している。

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