有料会員限定

周辺ビジネスこそ好機あり、「食」中心に存在感示す 宇宙へ参入する日本企業

印刷
A
A

将来の宇宙での長期滞在を想定し、新たな市場へ期待が集まっている。

人工培養肉や植物工場でとれた葉野菜……。昨年、高級レストランのフルコース顔負けの“月面ディナー”が都内で関係者に振る舞われた。実際に食した宇宙飛行士の向井千秋氏は「自分が宇宙に行った頃の食事より格段においしい。今後一般人が宇宙に行くことを想定すると、(栄養価の高さだけでなく)食事のおいしさが必要だ」と指摘する。

このフルコースはJAXAや大手食品会社、ベンチャー企業などが結集した「Space Food X(スペースフードX)」が開発。宇宙と地球の食料についての課題解決を掲げたプロジェクトを進めており、昨年の発足時に30ほどだった参加事業者や研究機関はすでに50を超えている。

スペースフードXの発足会見に集まった各事業者などの代表者

特集「熱狂 宇宙ビジネス」の他の記事を読む

スペースフードX代表を務めるベンチャーキャピタル・リアルテックファンドの小正瑞季グロースマネージャーは「日本の強みであるテクノロジーと食の文化で宇宙での食の課題解決を後押ししたい」と話す。

ロケットや人工衛星が脚光を浴びがちな宇宙ビジネスだが、こうした分野で今、期待が高まっている。

関連記事
トピックボードAD
連載一覧
連載一覧はこちら
トレンドライブラリーAD
人気の動画
トヨタが新型クラウンから始める販売改革の衝撃
トヨタが新型クラウンから始める販売改革の衝撃
平気で「サラダ」を食べる人が知らない超残念な真実
平気で「サラダ」を食べる人が知らない超残念な真実
任天堂Switchが「6年目でもまだまだ売れる」根拠
任天堂Switchが「6年目でもまだまだ売れる」根拠
宅配ドライバー「多重下請け」で疲弊する深刻問題
宅配ドライバー「多重下請け」で疲弊する深刻問題
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT
有料会員登録のご案内