世界中のエレクトロニクス関連企業が一堂に会し、最新の製品を展示するCES。世界のトップブランドであるにもかかわらず長年不参加を決め込んできた企業がある。アップルだ。
最後に正式参加したのは1992年、そのアップルが28年ぶりにCESに名を連ねた。ブース展示やキーノートでの登壇はなく、討論会に幹部が出席するだけだったが、アップル参加のニュースは開幕前から話題になった。アップルの「方針転換」にはどんな意味があったのか。
フェイスブック、アップルの討論会に長蛇の列
CESでは近年、具体的な製品よりもどのようなサービスが人々の暮らしを変えるのかといった展示が目立つ。今年も、例えば住人の生活をセンサーでモニタリングし、最適なタイミングで最適なサービスを提供するといったソリューションを、パナソニックなど多くの企業がアピールした。
一方で、個人データを集めて利用する場合のルールについても注目が集まっている。欧州連合は個人データの厳しい管理を求めるGDPR(一般データ保護規則)を施行し、GAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)などのテクノロジー企業にはとくに厳しい視線が注がれている。
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