消費税25%で世界一幸せな国デンマークの暮らし ケンジ・ステファン・スズキ著
デンマークといえば「高福祉・高負担の国」というイメージを持つ人が多いだろう。では、そのイメージの中身ははというと、大きく二つに分かれる。一つは「国が高福祉を重点政策に掲げ、国民もその政策に同意して高い税金を納めている国」というポジティブなもの。もう一方は「福祉サービスは充実しているが、国民から高い税金を徴収している国」という、高福祉の裏にある高負担への警戒心が強いネガティブなもの。欧州では前者が一般的だが、日本では後者の印象が強いのではないかと著者は指摘する。
さまざまな国民の幸福度調査で1位に輝くデンマーク。徹底して無駄を排除し、国民に安心感をもたらす「デンマークモデル」の実態を説く。
角川SSC新書 798円
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