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3大ショッピングセンター 客を呼び込む大胆仕掛け ネット販売に負けずに好調

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小売店舗の不振が続く中、好調なショッピングセンターがある。立地を生かし、イベントを積極化するなど独自の取り組みを追う。

インターネット通販の拡大や地方消費の不振で、百貨店やGMS(総合スーパー)など小売店舗は販売不調が続く。

一方、複数の店舗が集積するショッピングセンター(SC)は2017年度総売上高が32兆円と前年度比2.3%増えた(日本SC協会調べ)。一見堅調そうだが、これは新規開業による押し上げ効果が大きい。既存SCの売上高はここ数年、前年度割れを繰り返している。SCは今後の新規開業余地が限られていることもあり、先細りが懸念されている。

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この逆境下でも、「断トツの勢い」と関係者が舌を巻く好調なSCがある。ラゾーナ川崎プラザ(神奈川県川崎市)、阪急西宮ガーデンズ(兵庫県西宮市)、そしてテラスモール湘南(神奈川県藤沢市)だ。

全国のSCで売り上げ首位(繊研新聞調査を基に本誌推計)のラゾーナ川崎プラザは、開業時に比べて今年度の売上高が1.52倍、同3位の阪急西宮ガーデンズは1.27倍、同14位のテラスモール湘南も1.08倍に拡大する見込みだ。

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