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Interview|衆議院議員・元首相秘書官 江田憲司 「首相と秘書官は一心同体だ」

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橋本龍太郎首相の政務担当秘書官を務めた江田憲司衆議院議員。政務秘書官は、政治家の秘書を長年務めた人物がなるのが通例だ。だが江田氏と現在安倍晋三首相の下で政務秘書官を務める今井尚哉氏は、共に官僚出身という珍しい経歴を持つ。

えだ・けんじ●1956年生まれ。東京大学卒業後、通商産業省(現経済産業省)入省。橋本龍太郎元首相の秘書官として橋本行革に携わる。(撮影:尾形文繁)

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──首相と秘書官はどのような関係でしょうか。

首相と秘書官は首相夫人よりも長い時間を共に過ごす。首相の予定が一段落した夕方には、翌日の調整事項を話し合う。昼食も12時からのNHKのニュースを見ながら週に3〜4回はワーワー言いながらご一緒する。

たとえば外務省出身の秘書官であれば、「今度外遊に行かれますが、相手の首相へのお土産は何にしますか」というような軽い話題も交わす。秘書官というのは首相の体温や息遣いまで感じて仕事をする。まさに首相と一心同体だ。

──今井秘書官の働きぶりをどう見ていますか。

評価している。第1次安倍政権から首相に仕え、全幅の信頼を寄せられている。将来役所に戻らないし、政治家になるわけでもないだろう。安倍首相に添い遂げて終わる。橋本首相と私以上の関係だろう。

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