『「兆し」をとらえる』を書いた野口雄史氏に聞く テレビ東京「ガイアの夜明け」の元仕掛け人

✎ 1〜 ✎ 85 ✎ 86 ✎ 87 ✎ 最新
拡大
縮小

時代を読み、ネタを見つける。毎週、一歩先を行く「経済ヒューマンドキュメンタリー」を送り出す秘訣とは。

「兆し」をとらえる 報道プロデューサーの先読み力 (角川新書)
「兆し」をとらえる 報道プロデューサーの先読み力 (角川新書)(KADOKAWA/200ページ)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。

──14年間続く経済番組「ガイアの夜明け」を手掛けてきました。

ドキュメンタリーだけに現在進行形で取材し、放送に至る。途中でプロジェクトが中止になったり、取材している相手が外されたり、会社自体が不祥事を起こしたりで、頓挫した企画は何本もあった。最終形がどういう結論になるか、どんなメッセージが番組に込められるか、本当にやってみないとわからない。

──ただし、歩留まりはいい?

けっこういい。たとえば、平泉の文化遺産が世界遺産登録を狙った。取り組んだ最初の年には登録を取れなかった。しかし、当初の予定とはまったく違う内容になったが、それなりのメッセージ性があり放送に着地した。また本田技研工業のジェット機開発のように長期取材を続け、放映のタイミングをずっと待ち続けた例もある。

──メッセージ性も大事なのですね。

関連記事
トピックボードAD
連載一覧
連載一覧はこちら
トレンドライブラリーAD
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
TSMC、NVIDIAの追い風受ける日本企業と国策ラピダスの行方
TSMC、NVIDIAの追い風受ける日本企業と国策ラピダスの行方
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT
東洋経済オンライン有料会員のご案内