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おやじ、そろそろ一歩引いてはどうですか 鈴木修・スズキ会長に「理想の引き際」を直撃

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鈴木修会長(86)。自動車業界のレジェンドに残された最大かつ最後の仕事は、長男・俊宏社長(57)への真の継承だ。

(本誌:山田雄大)

[ポイント1]
燃費計測方法の不正とワンマン経営とは関係ない。社長への権限移行に5年はかかる。38年間トップを続けた中で今は一番の危機。

[ポイント2]
社長は私と競争して勝ってほしい。軽自動車だけが優遇を受けているわけではない。貴金属や証券、不動産の売買にも優遇税制がある。

 

[Interview] 鈴木 修 スズキ会長 

一歩引いてはどうですか?

今年5月、スズキで燃費計測方法の不正が発覚。鈴木修会長は責任を取ってCEO(最高経営責任者)を辞した。ただ、息子である鈴木俊宏社長への権限委譲が進んだかというと疑問が残る。

環境規制の強化、自動運転──自動車産業を取り巻く事業環境は厳しくなる一方だ。小型車とインドで独自の地位を築き上げてきたスズキにも荒波は襲いかかる。カリスマからの真の継承は進んでいるのか。修会長、俊宏社長を直撃した。

すずき・おさむ●1930年生まれ。スズキの2代目社長、鈴木俊三氏の娘婿となったことから58年スズキ入社。78年に48歳で社長就任。会長専任時期を含めてトップに38年間君臨。インド進出などで売上高を10倍に引き上げた。(撮影:尾形文繁)

特集「スズキ おやじの引き際」の他の記事を読む

スズキには私が必要。移行には5年かかる

──社長交代の会見で、スズキの企業規模が「ワンマン(でできる範囲)を超えた」と発言しました。燃費計測方法の不正が起きたのもワンマン経営の限界ですか。

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