[ポイント1]
6月にCEOになった時より1年前の社長就任時のほうが心境の変化は大きい。会長のやり方が全体最適でないときもあると思っていた。
[ポイント2]
販売店との関係がドライになる部分も出てくるが、スズキの規模ではウェットな部分も残る。息子に跡を継がせようとは思っていない。
まじめで誠実。鈴木俊宏社長の人物評は一致している。強烈な個性で放言も多い鈴木修会長に比べた線の細さをも意味している。カリスマ後の経営を担う覚悟とは。

38歳対1歳の差がある。追いつけと言われても
──社長就任から1年後、CEO(最高経営責任者)にもなった。何が変わりましたか。
心境の変化はない。それは会長がいるからというのもあるかもしれないが、CEOになったから力が入るというものではない。自然体でやればいい。
昨年、副社長から社長になったことのほうが違いは大きい。いろんな場で社長として話をする。自分が思っていることをどれだけ発信できるか。今までも考えていなかったわけではないが、もっとわかる言葉で伝えないといけないと感じている。
記事全文を読むには有料会員登録が必要です。
(残り 6809文字 です)
【9/30(火)まで】 年額プラン2,000円OFFクーポン 配布中!
詳細はこちらから
無料会員登録はこちら
ログインはこちら