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総理よ、原発ゼロと言え! 被曝の元米兵支援を 独占 小泉純一郎元首相インタビュー

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「原発はいらない」。福島事故の犠牲になった者の支援に立ち上がった。

小泉純一郎元首相(74)が、福島の悲劇を繰り返してはならないと、「原発ゼロ」を訴え続けている。そしてこのたび、米海軍による東日本大震災被災者の救援活動「トモダチ作戦」で任務を遂行した元兵士らが、原子力発電所事故で予期せぬ放射線被曝をしていることを知り、支援活動を開始した。

こいずみ・じゅんいちろう●1942年1月8日生まれ。72年衆議院議員初当選。2001〜06年に首相。09年に政界を引退。11年の福島原発事故を機に、「原発ゼロ」を訴える活動を開始。16年7月に、「トモダチ作戦被害者支援基金」を細川護煕元首相、吉原毅・城南信用金庫相談役らとともに創設。(撮影:梅谷秀司)

──脱原発を訴える中、発起人となった「トモダチ作戦被害者支援基金」が7月5日、発足した。元米兵らの支援を始めた経緯は。

知人の紹介で知り合った日系4世のジャーナリスト、エィミー・ツジモトさんから、トモダチ作戦に従事した元米兵たちが、東京電力ホールディングスや福島の原発を製造した米GEなどを相手取って裁判を起こしていると聞いた。エィミーさんによれば、元兵士たちの多くは健康の悪化から除隊を余儀なくされ、収入もほとんどない。医療保険にも入れないという。

これは大変だと思っていたら、脱原発活動の盟友で城南信用金庫相談役の吉原毅さんから、米国にぜひ行ってほしい、と。それで5月中旬にカリフォルニア州サンディエゴを訪れた。そこで、10人の元兵士やその家族と会って、話を聞いたんだ。それが基金創設のきっかけになった。

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