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「自動運転」普及で激変する自動車保険 歩行者が加害者になる!?

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ドローンやロボットなど新テクノロジーの登場で、損害保険各社は新たなリスクへの対応を迫られている(ロイター/アフロ)

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運転者を必要としない完全自動運転車が新車販売のほとんどを占める20××年。自動車事故に備えるのは運転者ではなく自動車メーカーになり、歩行者が「加害者」として事故を警戒する必要が出てくるかもしれない。

まず、損害保険会社の売り上げの5割を占める自動車保険の中身はすっかり変わり、自然災害と盗難と故障のリスクに備えるだけの保険になる。

一方で売り上げが伸びるのがPL保険(生産物賠償責任保険)と新・個人賠償責任保険だ。自動運転車全盛の時代では、万が一事故が起きても運転者の責任は問われない。事故は運転者のミスではなく、「車の欠陥によって起こる」からだ。そのため自動車メーカー各社は、PL法(製造物責任法)に基づく損害賠償請求に備えて、自動運転リスクも補償するPL保険に加入するようになる。

歩行者が自動車事故の加害者になる奇妙な現象も起きる。搭載された危険回避プログラムによって、自動運転車が急に飛び出してきた歩行者をよけた結果、対向車やガードレールに衝突するなどの事故も起きうる。その場合、歩行者が損害賠償責任を負うことになる。

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