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日本の中小型液晶は2社が最適 Interview

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日本の中小型液晶は2社が最適

佐藤文昭 産業創成アドバイザリー代表取締役

JDI発足の仕掛け人は、シャープに「第2のJDI」の道筋を示す。

さとう・ふみあき●ドイツ証券などでアナリストとして活躍後、2009年に産業創成アドバイザリーを設立。JDI発足のアドバイザーを務めた。(撮影:田所千代美)

特集「シャープ解体へのカウントダウン」の他の記事を読む

米アップルなど向けの高精細中小型液晶市場は今、シャープ、ジャパンディスプレイ(JDI)、韓国LGディスプレイの3社が寡占している。このうちJDIは、自社で設備投資する余裕のなかったソニー、日立製作所、東芝の3社に、産業革新機構が資金供与したことで発足した。もしJDIが発足していなければ、この3社寡占の構図は成立しなかった。ソニーや日立などは、高精細市場への参入を悲願とする台湾・中国メーカーに対し、液晶事業を売却したり、技術供与したりしていただろう。

なぜシャープもJDIに加わらなかったのかとよく聞かれるが、シャープは中小型液晶を手放す気がなかった。私も日本勢は2社体制がベストと考えていた。金銀銅のメダル3個のうち、日本勢で2個取れればよいのだ。その考えは今も変わらない。仮にシャープとJDIが1社になれば、アップル向けのシェアは下がるだろう。独占禁止法の問題もある。1+1=2にならず、2未満となる可能性が高いのだ。

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