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共和党の両院支配で景気浮揚立ち往生も 米国

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「オバマケア(医療保険制度改革)撤廃に向けて人事を尽くす!(移民制度改革に)『ノーモア恩赦』と訴えよう! 今こそアメリカンドリームを取り戻す時だ!」

中間選挙投開票日の11月4日夜、テキサス州オースティンでの共和党集会。登壇した同州選出の若手スター上院議員、テッド・クルーズ氏は、会場の1~2階を埋め尽くした支持者を前にこうブチ上げた。壇上には、星条旗を思わせる巨大な州旗。真紅は共和党のシンボルでもある。

クルーズ氏は、ティーパーティ(茶会派)を地盤とする党内の最右翼だ。ジョージ・P・ブッシュ次期州総合公有地管理局長官の父であるジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(ブッシュ前大統領の弟)など穏健派とは相いれないが、ブッシュ元知事同様、次期大統領選出馬の可能性が報じられている。

上下両院制覇や知事選挙での議席増など共和党の大勝は、ワシントンをどう変えるのか──。

(撮影:肥田美佐子)

特集「Part2 世界経済」の他の記事を読む

すでにバトルは始まっている。オバマ大統領は11月20日、移民制度改革を大統領令で断行すると発表。対する共和党側は12月3日、アボット・テキサス州司法長官(次期州知事)が中心となり、同州やジョージアなど17州が大統領令を不服として訴訟を起こした。不法移民の強制送還に関し恩赦を与える同改革は、ヒスパニック系の票の掘り起こしで再選を果たした大統領の悲願。一方で、下院共和党は11月21日、オバマケア関連の訴訟に踏み切った。

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