イスラエル ユダヤパワーの源泉 三井美奈著

イスラエル ユダヤパワーの源泉 三井美奈著

本書は、エルサレム特派員としてイスラエルの現実を見てきた新聞記者が、生のユダヤ国家をルポしたもの。

中東の一小国が中東和平のカギを握る背景の一つには、世界中に広がるユダヤ人のネットワークがある。特にアメリカの政財界にはユダヤ系が多く、絶大な権力を持つロビイストの存在もあり、ユダヤ系支援団体からは毎年、巨額の寄付金が集まるという。

驚異的な諜報機関・モサドの活動や、最新鋭の兵器で収益を上げる軍需産業の姿などからは、ユダヤ民族の苦難の歴史を背景にした強硬な右傾化を感じさせる。しかし同時に、パレスチナ占領に反対したり、懲役を拒否したりする若者の姿などからは、この国の複雑さも垣間見られる。

新潮新書 735円

  

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 看取り士という仕事
  • 仲人はミタ-婚活現場からのリアルボイス-
  • ぐんぐん伸びる子は何が違うのか?
  • CSR企業総覧
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
企業の成長に最も大切なものは<br>新浪剛史氏インタビュー

社員を追い詰めながら業績をひねり出すのではなく、「まずは理念の共有」が新浪流。ローソンから移って5年目、サントリーホールディングスの舵を取る辣腕経営者が、米ビーム社統合でも貫かれた「社員を大事にする経営」の神髄を語る。