企業買収の裏側 M&A入門 淵邊善彦著
М&Aは、ライブドア事件や海外のハゲタカファンドなどの印象から、マイナスイメージでとらえられがちだ。
しかし、弁護士として多くのМ&A案件を手掛けてきた著者は、不況突破の糸口として、あるいはグローバル競争の生き残り策として、適切なМ&Aが突破口を開いてくれる可能性を示唆する。さらには円高の現在は、海外の優良企業を格安で手に入れるチャンスだとも強調する。
本書は、何かとわかりづらい企業買収の過程を「結婚」になぞらえながらわかりやすく解説。企業にとって特効薬とも劇薬ともなるМ&Aを、昨今話題となった企業の成功例、失敗例を引用しながら、具体的なイメージを伴った身近なものとして紹介する。
新潮新書 756円
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