米国、入国する外国人にワクチン接種を義務付け ワクチン供給少量国から観光ビザ以外入国は免除

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バイデン米政権は25日、米国への渡航者に適用する新ルールを公表した。11月8日から直近の新型コロナウイルス検査での陰性証明に加え、ワクチン接種完了の証明を条件に外国人の入国を認める。

米政府高官は記者会見で、ワクチンの供給が少ない国から観光ビザ以外で入国する人と、18歳未満の子供についてはワクチン接種完了証明は免除すると説明した。ワクチン供給が少ないとされた国は約50カ国だという。

また外国から帰国する米国市民・居住者でワクチン未接種の場合は搭乗前1日以内の検査での陰性証明が必要になるとした。

旧ルール=世界の主要国・地域からの入国を一律禁止

新ルールは新型コロナのパンデミック(世界的大流行)本格化以来最も抜本的な米渡航政策の変更となる。これまでは欧州やインド、ブラジル、中国などの主要国・地域からの外国人のほとんどについて一律に渡航を禁止していた。

新制度の下では搭乗前72時間以内の検査で陰性証明を得たワクチン接種完了者は、接触者追跡情報の共有を条件に米国便への搭乗が認められる。ワクチン接種を完了していない人は原則、入国が許可されない。

原題:U.S. Issues New Pandemic Travel Rules for Vaccination, Testing(抜粋)

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著者:Jennifer Jacobs、Josh Wingrove

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