米飲食品大手ペプシコは4-6月(第2四半期)の売上高が少なくとも過去10年で最大の伸びとなり、通期の利益見通しを引き上げた。レストランやバー、スタジアムで飲食を再開する動きに支えられたほか、チップスの消費も好調だった。
13日の同社発表によると、第2四半期の売上高は買収や為替変動を除いた本業ベースで13%増の192億ドル(約2兆1200億円)。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均は179億ドルだった。
利益は一部項目を除いたベースで1株当たり1.72ドル。アナリスト予想平均は1.53ドル。同社は通期の1株当たりコア利益見通しを為替変動を除いたベースで11%増に引き上げた。
新型コロナウイルス対策の制限措置が引き続き一部市場の重しとなったが、四半期ベースの売上高は北米でのスナック部門「フリトレー」や飲料部門を含め、全ての主要地域で増加した。一方、北米の「クエーカー・フーズ」部門では本業ベースの売上高が14%減少した。自宅外で朝食をとる人が増えたことが響いた。
原題:PepsiCo’s Sales Jump Most in a Decade as Eateries Reopen (3)(抜粋)
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著者:Brett Pulley
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