企業のDX化で大打撃「文系学生」が就活で勝つ策 コロナで競争が激化している就職活動の現状 

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例えば英語が話せるだけでは不十分です。英語が話せて、かつプログラミングができて、企画も立てることができる。このように文系の枠にとらわれない強みを掛け合わせていくことが重要です。

3つ目は、この流動的な世の中を柔軟に楽しむことです。行きたかった業界の実績が落ちたり、採用が中止になったりと、思っていた通りにいかないことも多いと思います。

市場の動向に一喜一憂はやめる

そういう状況だからこそ、市場の動向に一喜一憂するのではなく、本当に何をしたいかを自分に問いかけてみてほしいのです。例えば行きたい会社・業界の採用が中止になったら、採用受け入れが再開した段階での転職も視野に入れて、そのために今できる最善を尽くそうという発想と心構えが重要です。

兎にも角にも、ネガティブになってはいけません。こんな時代だからこそ、世の中の企業は、過去の常識にとらわれることなく、前向きに、どうしたらこの状況を打開できるのか、理想を叶えるためにはどうすればよいのかと考えられる人材を求めています。

どうなるかわからないから行動しないとか、わかってから動くという発想ではなく、今できることを行動に移そう、状況に応じた最善策を取ろうという発想こそが、2021年の就職活動だけではなく、これからの人生にとって、最大の武器になるのです。

近藤 悦康 Legaseed代表取締役

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こんどう よしやす / Yoshiyasu Kondo

1979年岡山県生まれ。2013年株式会社Legaseedを設立。ゲーミングシミュレーション、アクションラーニングなどを用いた人材採用や人材育成の仕組みを全国400社以上の企業に導入。同社も、創業5年目で社員20名でありながら年間1万人を超える学生が応募する人気企業に。「Rakuten みん就」において学生が選ぶ「2021年卒インターンシップ人気企業ランキング」では全企業中10位。また、人材業界では1位となった。

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