――日立の鉄道事業の強みと、海外プレーヤーに追いつかなければならないところは。
われわれの製品の品質は極めてすぐれている。一方、追いつかなければならないところは、グローバルでの存在感を高めていくということだ。幸い日立は非常に大きな企業で、世界中に拠点を展開している。ローカルマーケットを理解するために、その拠点を活用することができる。
――仏アルストム、独シーメンス、加ボンバルディアのいわゆる「ビッグ3」を目指すのでしょうか。
鉄道だけをみるとビッグ3よりもかなり小さいが、日立全体の事業規模はビッグ3よりもはるかに大きい。日立グループのパワーを使うことができるので、その中に鉄道事業があるのはメリットだ。
日立は鉄道車両の製造工場を日本と英国に抱えている。一方、競合他社は世界中の各地に非常に多くの工場を抱えており、それが頭痛の種なのではないだろうか。事業を伸ばすことは重要だが、引き続き利益を伸ばしていくことも大切だ。
カギ握る通勤列車の受注
適正規模がどの位なのかは分からないが、この先、もう少し規模を拡大していく必要がある。ただし、需要のある場所で売り上げを伸ばし、戦略的かつ利益の上がる契約をきちんと確保することが大切だ。
――どのような製品分野や市場を狙っていくのか。
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