不幸な国の幸福論 加賀乙彦著

不幸な国の幸福論 加賀乙彦著

現在の日本を取り巻く環境から将来への展望を見出すことが困難なのは、誰もが認めるところだろう。ではなぜ、この国は希望を失ったのか。精神科医で心理学者でもある著者は、「日本人は自ら不幸の種まきをし、幸福に背を向ける国民性を有しているのではないか」と分析する。

戦後、経済成長を最優先にしてきた日本の社会構造の中で置き去りにされたもの、忘れ去られたもの、遠ざけてきたもの、それらのツケが回ってきた果ての「リッチな国の不幸な国民」であると。

しかし、不幸を分析するだけでは終わらない。どう脱却するか。他者との比較から抜け出し、競争、評価などを気にせず、自分らしく生きるための幸福論も展開する。

集英社 756円

  

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 不妊治療のリアル
  • 就職四季報プラスワン
  • 競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 若者のための経済学
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
新車販売の3割が自社登録<br>BMW「自爆営業」の実態

高級輸入車BMW。その国内販売店で今、大量の新車が中古車として売られている。日本法人が課した厳しいノルマで、ディーラーが自社登録しているのだ。本誌はBMWジャパンの強引な販売の証拠となる内部資料を入手。背景にも迫る。