日経平均は259円安、冷や水をかけられた日本株

弱い米経済指標続々、投資家の心理が悪化

 4月16日、東京株式市場で日経平均は続落した。東京証券取引所で2018年10月撮影(2020年 ロイター/Issei Kato)

[東京 16日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続落した。オーバーナイトに発表された米経済指標が予想以上に弱く、新型コロナウイルスの感染拡大による実体経済への影響が改めて認識された。短期的に戻り歩調だった日本株も冷や水をかけられた形となり、朝方から売りが先行した。一時400円近い下げとなったが、その後は下げ渋り、マイナス圏で一進一退となった。

日経平均はテクニカル的に節目とみられていた3月25日の戻り高値を上抜け、リバウンド相場を期待できる形となっていたが、米国で発表された経済指標が軒並み弱く、投資家心理を悪化させた。日本の新型コロナの感染者数増加は止まっておらず、積極的に買いづらい。日銀のETF(上場投資信託)買いへの思惑も出ていたが、相場を押し上げるには至らなかった。

TOPIXは3日ぶり反落。東証33業種では、海運、輸送用機器、非鉄金属、空運などが値下がり率上位に入った。半面、倉庫・運輸関連、水産・農林、情報・通信など、新型コロナの影響を相対的に受けづらいとみられる業種が物色された。

個別では、アステリア<3853.T>がストップ高比例配分。ブイキューブ<3681.T>と協業し、バーチャル株主総会を推進すると15日に発表したことが好感された。新型コロナの感染拡大を受け、インターネットから参加できる株主総会のサービスを展開する。

日置電機<6866.T>は反落。15日に発表した2020年1─3月期の連結営業利益が前年同期比20.6%減の7億8200万円と軟調だったことが嫌気された。

東証1部の騰落数は、値上がり1587銘柄に対し、値下がりが534銘柄、変わらずが48銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      19290.20-259.89

寄り付き    19311.30

安値/高値   19,154.41─19,362.17

 

TOPIX<.TOPX>

終値       1422.24 -11.83

寄り付き     1416.83

安値/高値    1,407.92─1,424.65

 

東証出来高(万株) 129859

東証売買代金(億円) 22102.31

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