西村京太郎が告白「最近の列車は殺しにくいね」 必ず山村紅葉が出演する理由も今明かされる
――先生は、テレビドラマ制作にも関わっているのですか。
最初の頃は配役にも口を出していたんだけどね。いちばん最初の十津川警部役の三橋さんは熱心で、自分の背広の裏に『十津川』と刺繍を入れたりしていた。
――不思議なのが、十津川警部シリーズなどで、各局にわたって出演されている、山村紅葉さんです。通常、そういうことはできませんよね?
あの人は、しょうがないんだよね。
――しょうがない、と言いますと?
もみちゃん(山村紅葉さん)は、ぼくのマネジャーをやってくれてるからさ、しょうがないんだよ。ぼくは芸能界のことわからないから。あの人は自分でマネジメントもやってるじゃないですか。『私が出るって言わないと、西村さんはOKしませんよ』とか言ってるらしいんだよね(笑)
――すごいですね。それでどの局の十津川警部シリーズでも出演を。
だからドラマ化とかそういったことで、ぼくが「いいよ」と返事してしまうともみちゃんから、怒られるんですよ。
「小田原城殺人事件」の秘密とは?
――ドラマの脚本はチェックするのですか。
送られてきますからね。最初はチェックしていたけど、(原作の小説から)かなり変えられちゃってるね。なんか女性役が多いなと思ったら、華やかにしたかったから増やした、とかね。
原作料をもらってるからしょうがないね。
――そういう問題ではないです、先生!
たとえばね、小田原城殺人事件ってドラマがあったんですよ。でもそんなの書いてないんですよ。
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