テレビと宗教 オウム以後を問い直す 石井研士著 

テレビと宗教 オウム以後を問い直す 石井研士著 

日本のテレビが宗教を扱う場合のほとんどは、海外での宗教紛争、カルト教団の事件などの報道か、心霊、超能力、あるいは占いなどのバラエティ番組に二極化している。人類が誕生して以来続いてきた精神文化の中核をなす宗教が、こうした形でしか伝えられないとき、社会は衰退していく一方ではないか。宗教とテレビの関係を、オウム真理教事件の報道や、スピリチュアル関連の番組がはらむ危険性を提示しながら、宗教学者である著者が検証する。

本書には、中学生の2割弱が死者は生き返ると信じ、8割以上の大学生が霊能者の存在を肯定していると答えた、アンケート調査も提示されている。ニセ科学やオカルトについても考えさせる一冊。

中公新書ラクレ 882円

Amazonで見る
楽天で見る

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 「非会社員」の知られざる稼ぎ方
  • 就職四季報プラスワン
  • 山本シンヤが迫るクルマ開発者の本音
  • 中学受験のリアル
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
楽天の通信事業<br>狙いと勝算をすべて話そう

2019年10月、第4の通信会社として自前回線でのサービスを開始する楽天。今回の通信参入プロジェクトを「神がかりのショット」続きだったと話す三木谷浩史会長兼社長。その真意とともに、狙いや勝算、世界を見据えた成長戦略を聞いた。