哲学は人生の役に立つのか 木田元著

拡大
縮小
哲学は人生の役に立つのか 木田元著

人生に絶望した著者は、終戦直後の混乱期をテキ屋や闇屋をしながら生き延び、やがてハイデガーの著書『存在と時間』に出会う。この書から絶望した人間の存在構造を知れば、自分の絶望も救われると考え、生涯を哲学に捧げる決心をしたという。

ハイデガーの思想を理解するためにカント、ヘーゲル、フッサール、メルロ=ポンティと遍歴するが、当初の期待は見事に裏切られる。しかし、表題の問いに答える形で「私は哲学に出会うことによって救われた」と言い切る。

今年80歳を迎えた哲学者が、幸福論を導入とする哲学とはなにか、未来をいかに生き抜くかを、自身の人生を振り返りながら、若い世代に向けて縦横無尽に語った一冊。

PHP新書 777円

Amazonで見る
楽天で見る

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT