ルポ 内部告発 なぜ組織は間違うのか 奥山俊宏・村山治・横山蔵利著
ミートホープや船場吉兆の食の偽装、ニチアス・栗本鉄工所の建材偽装、三菱自動車の欠陥車隠し、そしてヤミカルテル告発、検察「調活費」疑惑……。そこに不正があれば、内部告発によって露見する。そのための環境をつくる、そんな試行錯誤が今の日本で続いている。内部告発した人、その組織への取材によって、内部告発を有効に生かすことこそ、不正を明らかにして是正するための最良かつ最短の道と説く。
談合やカルテルを自主申告すると課徴金を減免する制度で、“自首ラッシュ”が起きた。その先陣を切ったのが三菱重工業だった。企業で情報提供ホットラインが進む。企業ばかりでなく、官公庁でも内部告発は有効だ。
朝日新書 798円
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