オンリーワンは創意である 町田勝彦著
他社に「マネされる」独創的な商品を作るという指針の下で、シャープをトップブランドに育てた会長の経営論。
部門ごとの壁を取り払い、技術を融合させて「液晶テレビ」「カメラ付き携帯電話」などそれまでにない「オンリーワン」の商品を生み出した。
それを可能にしたのは他業界や顧客などから、積極的に学び続ける企業の「風土」という。社員は最も重要な経営資源であるため、リストラは決してせずに国内でのモノづくりにこだわり続ける。
商品以外でも普通より長い「90秒CM」や、技術者によるクレーム対応など、他社にない「創意」を現場の声を参考に積み重ねた。それが独創性を生み、競争に生き残る普遍的な秘訣と説く。
文春新書 735円
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