背景にあるのは、「除雪作業は儲からない」という事情だ。全国建設業協会は2016年8月、豪雪地帯を中心とする24道府県建設業協会及びその会員企業434社を対象に除雪作業に関する実態調査を行った。

人件費や機械の維持管理費の負担に加えて、降雪が少ない年は稼動率が高まらないことを理由に、回答企業の半数以上が「利益が出ない」「赤字」と回答。
これに人手不足などが重なった結果、約7割が「5年後(2021年度)までには除雪が続けられなくなる」と答えた。
除雪作業に対する費用は、出動した時間だけ支払われる。だが記者が訪れた時のように、出動せずに終わる場合も多々ある。その場合でも、オペレーターの人件費や除雪車の維持管理費・リース料は重くのしかかる。雪が降れば儲かるが、降らなければ経費だけがかさむ。
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