リテールファイナンス・ビジネスの研究 片岡義広監修

リテールファイナンス・ビジネスの研究  片岡義広監修

多重債務問題や儲け過ぎ批判を引き金に貸金業関連法(貸金業規制法、出資法、利息制限法)が改正され、2009年12月までに出資法の上限金利29・2%と利息制限法の上限金利15~20%の差であるグレーゾーン金利は完全撤廃される。
 
 業界は高利貸し業からの転換を迎えるわけだが、同時に過払い返還請求の発生や貸し倒れリスクの追い打ちによって企業淘汰は一段と加速してきた。

本書はこうした貸金業界、とりわけ消費者信用業界が迎えた事業環境の変化と、求められる新たなビジネスモデルについて、法律改正の経緯はもとより、業界の構造や歴史などと関連させながら詳述している。

執筆者がそれぞれの分野の事情に詳しい金融記者、大学関係者、法律専門家、証券アナリストなど多彩な顔ぶれになっている点も特色であり、消費者信用業の現状と今後について本格的に理解するうえで、好適な一冊といえる。

ビーケイシー 3360円

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