里山ビジネス 玉村豊男著

里山ビジネス 玉村豊男著

長野県東御市の交通不便な里山でワイナリー、レストランを始めた人気画家・エッセイストが、その「無謀な」ビジネスに込めた思いをつづる。

多額の投資が必要なワイン製造は、割に合わないビジネスの代表格。だが、著者はあえて逆境に挑み、地域活性化のビジョンを提示する。単一品種・大量生産の流れに逆行し、多品種・少量生産という里山農業の伝統を守ることで、ひたすら経済拡大を目指す世界から独立した「場」を築く。

やわらかすぎて流通に乗せられない完熟トマトなど、その場でしか手に入らない魅力を提供することで、集客にも成功。自然と折り合いをつけ、拡大を求めない。その方針は、環境の世紀に「持続」することの意味を問いかける。

集英社新書 714円

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集中連載「日立 踊り場の先へ」<br>世界で戦える組織へ

成長を確実にする組織の根幹を成すのが、研究開発と人事である。研究開発体制は2015年4月、各研究所に横串を通し、顧客起点の組織に生まれ変わらせた。人事制度もグローバル化がほぼ完了。踊り場から飛躍へ、日立の地固めの様相を追う。