副業FXで「サラリーマン億トレーダー」になる 仕事が終わった後「1日4時間」コツコツと

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よいよい氏は、「FXは、24時間取引できる。しかも、出来高を伴いながら相場がダイナミックに動く、日本時間の夜にあたるロンドンセッションとニューヨークセッションが、1日の中で最もチャンスが多い時間帯だ。サラリーマンでも、終業後に十分に勝負できる」と話す。

しかも、FX取引で継続して利益を出せるようになるまで、「給料をもらいながら、さまざまな手法を試せるため、心理的な負担を軽減させてくれる。FXはサラリーマンにはうってつけ」なのだという。

稼ぐには「メンタルが8割、トレード技術は2割?」

ただし、「勝者はたった1割ほど」ともいわれているFXで、利益をあげ続けるのはそう簡単なことではない。億を稼いでいるよいよい氏ですら、勝率は4割程度で、「ちょっと勝って、ちょっと負けてを繰り返し、どこかでどかっと勝つ」ことで、利益を出しているのだ。

しかし、世間からは、「絶対に勝てるテクニックがあるのではないか?」と思われることが多い。実際にセミナーの中でも、「ポジションを持つタイミングをどのようにして決めているのか」「損切りをするときのルールは?」など、彼のトレードテクニックを少しでも聞き出そうとする質問が相次いだ。

そうした質問に対してよいよい氏は、「トレードで大事なのはメンタル。稼ぐためには、技術が3だとすれば、メンタルは7だ。もしかしたら2、8くらいの比率かもしれない。強いメンタルという基盤がなければ、どんなにいい手法を使ったとしても、利益を自ら崩してしまうことになる」と、一刀両断する。

このコラムを読んでいる読者ならFX経験者も多いと思われるが、たとえばこんな経験はないだろうか。「勢いよく動き出したレートを見て飛び乗り、買ったところが高値に、売ったところが安値になった」「儲けるチャンスを失うような気がして、つねにポジションを持っていないと落ち着かない」「円高になると思って、ドル円を112円台で買いたかったが待ちきれず、113円半ばでエントリーしてしまい、結局、時間だけ使って思うような利益がでなかった」「損をとり返そうとして、さらに損失が膨らんだ」「ほかのトレーダーが利益をあげていると聞いて熱くなり、無茶なトレードをしてしまった」……。

よく考えてみれば、よいよい氏が言うように、これらの失敗は決してトレード手法が間違っているのではなく、自分自身の心が原因で起きたとわかる。

では、どうしたらメンタルを強くすることができるのだろうか。

次ページ頭で考えるより早く、体が動くようになるには?
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