地上波初! 東京MXが株式市況の実況中継開始へ

地上波初! 東京MXが株式市況の実況中継開始へ

首都圏の独立系ローカルテレビ局、東京メトロポリタンテレビジョン(東京MX)が6月末から株式相場の実況中継に乗り出すことがわかった。23日午後にも発表する。インターネットテレビで株式情報配信を手掛けるストックボイスと連携、東京証券取引所のアローズにあるストック社のスタジオから取引時間をフルカバーし、株価や相場解説、チャート分析など関連情報を発信する。

CS(通信衛星)放送では複数の局がリアルタイムで株式情報を伝えているが、地上波ではこれが初めてのケース。日本では衛星放送やCATVに対する「地上波」優位の状況が続く。しかも、中高年が多数を占める投資家層はインターネット経由以外での情報収集を好む向きが依然少なくない。株式市況中継に「キラーコンテンツ」としての期待がかかる。

日中の時間帯を株式関連の情報が占有するという“大胆”な番組編成に踏み切ることができたのは、地上波デジタル放送開始に伴う「多チャンネル化」の恩恵、という側面が大きい。同局は使用する帯域を2つに分割し、異なる番組を放送している。現在は携帯電話向けの「ワンセグ」でも2チャンネルの視聴が可能。市況中継の“裏”はニュースや情報番組など従来のプログラムも、そのまま楽しめるというわけだ。
(松崎 泰弘 撮影:今井康一=東洋経済オンライン)

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