訪日外国人数、7月は過去最高 11月に2000万人超える見通し

減少傾向が目立っていた韓国も復調

 8月17日、政府観光局(JNTO)が発表した7月の訪日外国人客数(推計値)は、前年同月比19.7%増の229万7000人だった。7月としても単月としても過去最高を記録した。写真は都内で2014年5月撮影(2016年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 17日 ロイター] - 政府観光局(JNTO)が17日に発表した7月の訪日外国人客数(推計値)は、前年同月比19.7%増の229万7000人だった。7月としても単月としても過去最高を記録した。

2016年の訪日客数は合計1401万人となり、観光庁の田村明比古長官は記者会見で「遅くとも11月には2000万人を超える」との見通しを初めて示した。

政府観光局によると、7月は夏休みシーズンが本格化する季節性があるほか、クルーズ船の大幅な寄港増加や航空路線の新規就航・増便がプラス効果として働いたという。

地域別では、中国が前年同月比26.8%増の73万1000人と単月として初めて70万人の大台を突破。熊本地震後、減少傾向が目立っていた韓国も同30.0%増の44万7000人と復調した。

田村長官は「熊本地震からの回復も見られつつあり、全体として訪日客数は堅調に増加した」との見方を示した。

外為市場で円高が進行している影響について、田村長官は「この程度の円高では、訪日客数に大きく影響するということではない」としながらも、「もっと円高に振れ、それが長く続けば、当然、一定の影響がある」と述べた。

*内容を追加しました。

(田巻一彦、宮崎亜巳)

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