世論という悪夢 小林よしのり著

世論という悪夢 小林よしのり著

人気漫画家である著者は、「世論(せろん)」という大衆の感情表現ではなく、責任ある公的意見である「輿論(よろん)」を醸成しなくては、民主主義は堕落すると説く。

たとえば鳩山邦夫前法務大臣の更迭劇。世論調査の結果、この問題で麻生総理の支持率は激減したが、著者に言わせると「散々迷って盟友を切り捨てた麻生総理が情けなく感じただけだし、愚直に正義を貫いたらしき鳩山に同情したのであり、じじいの西川は悪者のように見えたというそれだけ」となる。つまり世論調査の結果は、単なる感情表現の表れでしかないと断じる。

沖縄やアイヌの問題、天皇制、日本の戦争責任などを俎上にのせた『ゴーマニズム宣言』の活字版。

小学館101新書 756円

Amazonで見る
楽天で見る

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 令和の新教養
  • コロナショックの大波紋
  • 越湖信一のスーパーカー列伝
  • コロナショック、企業の針路
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
テレワーク総点検<br>コロナで広がる働き方格差

緊急事態宣言下で当たり前になった「テレワーク」。業種や職種によって実現度合いに大差がつき、この数週間で働き方の格差が広がったといえるでしょう。在宅勤務の課題を総点検し、コロナ後の働き方を考察しました。